流行に乗って書いてみよう。
「平成最後」とか「令和最初」とか、ミーハーだけどテンションあがるよね。
天皇陛下の退位の儀式は202年ぶり。歴史的な瞬間を見ているんだなぁと特番一色のテレビを見ながらつくづく感じる。さすがのテレ東も今日ばかりは改元特番だった。
そんな日にBADDY流すなんてすごいぞNHK BS4K！もっとやれ！平成と令和をつなぐカオスパラダイス！
次の改元の時にブログやっているとは思えないので、これもある意味記念記事。
ハッピーニュー令和！
平成の終わりに、そんな意識もないままに駆け込みでブログを始めた。
なんで始めたのかと聞かれるけど、自分でもよくわからない。書きたくなっただけだ。宝塚を通じていろんな方と出会って、学んだり失敗したり考えたりしたことを忘れっぽい自分のために残しておければなぁと思った。ような気がしなくもない。
105周年を迎えた宝塚。私の周りを見るだけでも昭和からずっとこの唯一無二の世界を応援されている大先輩がたくさんいる。
「初心者です」「にわかです」「はまりたてです」
そんなメッセージを、ブログを始めるようになってたくさんいただいた。
大正・昭和・平成。そして令和と4つの元号を生き抜く宝塚の世界で、たった数年の差なんて微々たるものだ。
私もあなたもみんなひよっこ。だから一緒に楽しみましょう。
西も東も分からぬ若輩者はなんでも新鮮に楽しめるのが一番のメリットですよ。
なんてお返事することが多い。
それだけ宝塚が存在してきた歴史は重いし、平成に育ち、今このタイミングで触れ、知ることができるありがたさを改めて感じる。いやもちろんもっと早く生まれていれば！と思うことも多々あるのだけど。こればかりはどうしようもないから。知らずに死ななくてえらいぞ自分！
平成元年に初舞台を踏んだのは75期生。
元星組トップスター湖月わたるさんを生んだ。ホテルで「水着を貸してくれ」と頼めば海パンを渡され、タクシーで職業を聞かれて「舞台で」と答えたら「部隊」と勘違いされる男前のわたるさん。
そして何より宝塚きっての歌い手、専科の美穂圭子さんも75期でこの年初舞台。美穂さんは平成まるっと宝塚で歌い続けてきたんだなぁ。凱旋門での歌声もさすがでした。どうか令和でも響かせてほしい。
この30年。宝塚を取り巻く状況も大きく変わってきた。まるで見てきたかのように言うが知らないこともたくさんある。
平成5年に宝塚大劇場が新しくなり、その翌年にはヅカオタ心の拠り所キャトルレーヴが生まれた。
阪神淡路大震災が起き宝塚は第二次世界大戦以来の危機を乗り越え、平成10年に宙組が誕生。65年ぶりの新しい組だったらしい。
東京宝塚劇場の建て替えに伴って東京TAKARAZUKA1000days劇場が生まれた。生まれ変わった東宝は第二の我が家ですいつもありがとうございます。
数多くの海外公演を達成し、100周年。
たゆまぬ努力で宝塚を守り、育て、作ってきたタカラジェンヌさん、スタッフさん、ヅカオタの先輩方。ありがとうございました。
ご存知105期生が令和元年の初舞台生だ。すでに宙組公演「オーシャンズ11」で日々口上とロケットを見せてくれている。イケコこと演出の小池修一郎をして(リップサービスもあるかもしれないけど)「粒ぞろい」と言わしめる105期。音楽学校入学から注目されていた生徒さんたちからどんなスターが生まれるのか。
新時代、楽しみですね。
絶大な人気を誇った89期のスターたちが次々と退団を発表し、世代交代の感をいよいよ感じるタカラヅカ界隈。
元はと言えばトップスターの退団がなかった(トップ娘役・ちゃぴちゃんこと愛希れいかさんは退団)2018年が珍しいのだけど、それだけに怒涛の発表を受けて隔世の感を禁じ得ない。会社ではまだ一応若手枠なのに、エルベのヴェロニカみたいな顔でC.C.レモンを飲んでいる。
令和最初のトップスターは「れい」つながりの星組・礼真琴。花組の次期トップスターの発表も間もなくだろう。月・宙もスターの退団を受けて大きく変わっていく予感は間違っていないと思う。雪だけ無風過ぎて逆に怖い何が待ってるの。
何が起きても、一ヅカオタとしては受け入れることしかできない。
良きヅカオタになりたいと思う。
平成の宝塚、いっぱい楽しんだ。令和の宝塚もきっといっぱい楽しむだろう。
宝塚以外のエンターテインメントにも見聞を広げ、まずはキスマイ全員のフルネームを覚えることを目標にしたい。J子からの宿題だ。
まだまだ生まれたてのこのブログを通して出会ってくださった方々、いつもありがとうございます。
令和も一つ、よろしくどうぞ！
観劇初めは月組の予定です。クルクルしてきます。
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