本日、初マッチョしてきましたこんにちは。
もうね、マッチョマッチョですよ。時代はマッチョ。
そしてれいこちゃんの羽根にじーんとするなどしました。
そうこうしている間に、星組界隈を中心に驚きのニュースが!
このたび、下記の通り、組替え(異動)を決定しましたのでお知らせいたします。
星蘭 ひとみ・・・2019年12月23日付で専科へ異動
※今後は映像を中心に出演する予定ですので、異動後に最初に出演する公演は未定です。
組替え(異動)について | ニュース | 宝塚歌劇公式ホームページ
今後は映像を中心に出演!?
映像を!?中心に!?
せーらちゃんといえば星組が誇る美女の一人。
圧倒的ビジュアル力にはひれ伏すしかない。ひれ伏すどころではない。
「はああ神様製造過程でめちゃくちゃ力いれたなー!」と感嘆してしまうスゴツヨ美ジュアル。
スカピンのルイ・シャルル、うたかたの恋のステファニー、エルベのローゼマリー、食聖のSealaとその美貌をフルフルに生かした役で視線をかっさらうかわいこちゃんである。
いやー、映像映えしそう!それは認める!すごく認める!
しっかしそれにしても専科て!!!映像専科て!!!
宝塚×映像
そもそも専科ってなんなのか。ちょっと改めて振り返る。
宝塚歌劇公式HPによると下記のような説明がある。
専科
花・月・雪・星・宙のどの組に属さず、必要に応じて各組の公演に特別出演するスペシャリスト集団。各組の舞台に新しい魅力を吹き込みつつ、後輩の育成にも一役かっている。
これがわかれば、もっと楽しい。宝塚用語辞典 | 宝塚歌劇を楽しむ | 宝塚歌劇公式ホームページ
特定の組に所属せず、各組の舞台に特別出演して舞台を引き締めるスペシャリスト集団。優れた芸の手本として、後輩の育成にも尽力する宝塚の宝箱的存在。
宝塚歌劇とは?100年続く華やかな舞台の秘密 | 宝塚歌劇を楽しむ | 宝塚歌劇公式ホームページ
ご存じ轟悠さんをはじめ、脇を固めるベテラン勢からきらめきを添えるスターさんまで「専科あってこそ」宝塚の舞台は引き締まり、厚くなる。
所属するのはベテランだけと決まっているわけではもちろんないが、101期のせーらちゃんの異動はやはりその若さが際立つ。
特殊な異動だということは間違いない。
それだけ(劇団側も)気合をいれて映像であったり今後の仕事に向き合うことになるんだと思う。
これまでにも現役タカラジェンヌが映像に出演した例はある。
古くは有馬稲子さんが在団中から映画に出演。
その他、私が知っている範囲だとこんな感じ。(間違いがあったら教えてくださいね…)
映画専科
専科で映像と聞いて真っ先に思い浮かんだのがこれ。
東宝映画などに出演した。
設立前年には「宝塚映画製作所」という映画会社も作られていて、こんな作品も生み出していたそう。
…めっちゃ文字化けしてるけど「宝塚映画の作品リスト」という普通のページなのでご安心くださいましね。
(正確には1938年に宝塚映画製作所はできているけど一度解散、再度作られたのが51年)
純名里沙さん
これまた超有名な話だが、1994年に現役タカラジェンヌとしては初めて連続テレビ小説「ぴあの」で主演。
歌劇団の勧めでオーディションを受けて850人以上の中からヒロインを射止め、1年間休演。
復帰後花組でトップ娘役に就任した。
いかんせんリアルタイムの記憶がないので恐縮だが、「宝塚は見たことないけど、純名さんは知ってるよ」という話も聞いたことがある。
今でも語り継がれる「異例」で「すごい!」出来事だったのだと思う。
羽根知里さん
柚長こと万里柚美さんと同期の70期。月組の娘役さんだった。涼風真世さんの退団同期かな?
1988年にNHK銀河テレビ小説「わが歌・我愛你」でヒロイン(二役)を演じたとのこと。
黒木瞳さん
黒木さんに至っては演技の仕事だけにとどまらない。
1982年「おはよう朝日です・土曜日です」にレギュラー出演。司会やレポーターにも挑戦。
…いや入団1981年ですからね!?
年度またいでないから研1で外部の番組のレポーターをやっていたという。どういう。
そして同年には東宝の映画「南十字星」に出演。大地真央さんの相手役としてトップ娘役に就任。
これぞスター街道。さすがです!ぐうの音も出ません!
遥くららさん
鳳蘭さん、瀬戸内美八さん、麻実れいさんの相手役として雪組トップ娘役として活躍した60期生さん。
1975年のTBS「加奈子」を皮切りに、
- 美しき殺意(1976年)
- もう一人のかぐや姫(1977年)
- 愛がわたしを(1978年)
- はいからさんが通る(1979年)
- 3年B組金八先生 最終回(1980年)
- 1年B組新八先生(1980年)
- ああ禁煙(1980年)
- 親と子の誤算(1982年)
と毎年TBSのドラマに出てるやん!!状態。
映像畑の女優さん並みの出演量だ。
詳しい記録は見つからなかったが、その間ももちろん舞台には出演しているし77年にトップ娘役になってるし、さぞかしハードな日々だったのではないかと推察する。
サヨナラショーも2日間行われたとのことで人気も実力も兼ね備えたスーパー娘役さんだったのでしょう。
どう受け取るかはあなた次第(光の女神デーヴァ様の感じで)
過去と今ではテレビというメディアのポジションも、映画という存在の立ち位置も変わってきているように思う。
逆にインターネットのおかげで「映像」の窓口も広がっているように感じる。
ネトフリの映画がアカデミー賞獲る時代だもの。
単純に「映像」というだけで先を見通すのは難しい。
個人的には歌劇団なんだから舞台に集中できる環境であってほしいと思いつつも、活動の幅が広がることは喜ばしい。前述のとおりせーらちゃんは映像映えが期待できる娘役さんだから。
過去の諸先輩を見ても「映像の経験が成長させてくれた」というコメントは数多くみられる。今の段階でこの異動がどう転ぶのか考えることは避けたい。
そもそも外部が作るドラマや映画に出演するのか、宝塚が作る何らかの映像に出演するのかすらわかっていないのだから。
星組の舞台を離れてしまうのは寂しいけど、せーらちゃんならきっと映像の世界でも「タカラヅカここにあり!」な抜群の存在感を発揮してくれると信じて続報を待つ。
宝塚にとってもせーらちゃんにとっても新たなチャレンジであることは間違いないし、ご本人にとってもファンにとってもいい作品に巡り合い楽しんで活動ができますように。
でもね!こっとんの大劇場お披露目公演には出演してくれていいんだからね!!!
12月にロクモに行って目に焼き付けてくるからね!!!
よろしければ「読んだよ」記念に1ポチッとしていただければ幸いです
こっとんのお披露目公演には出演してくれていいんだからね!!(2回目)