ヒビ、ヒビヤ

ココロハムラ

祝!こっとんコンビに幸あれ

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すよね!!

そうですよね!!

多くの人がそう叫んだであろう大ニュース。

星組新トップコンビ発表!

 

礼真琴さん、舞空瞳さん、応援されてきたファンの皆様、

本当におめでとうございます!

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みんな大好き礼真琴

95期トップスター1番乗りはおおかたの予想通り琴ちゃんだった。

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歌にダンス、星組らしい押し出しの良さ。

何ができないんだ君には、と言わんばかりの全方位カバー型。手塚国光か!

まったくの余談だが、以前宝塚にはさほど興味のない祖母を連れて星組を観劇した時のこと。

「あの子だけは冥途の土産にするわ!」と勝手に土産にされたきらっきらのスター、

それが琴ちゃんだった。

そうしたら祖母より早く冥途に行ってて笑った。

徳さんの江戸弁は国宝に指定してほしい。

 

誰も興味ないとは思うが、私と琴ちゃんとの出会い?は2010年の星組博多座公演「ロミオとジュリエット」。

ちえねねのロミジュリに胸ときめかせ、テルさんのティボルトに心奪われたあの思い出の公演で、琴ちゃんは「愛」だった。

宝塚オリジナルの存在。ゆりかちゃん演じる「死」と対になり、一言のセリフもなくただ踊りで二人の愛を表現する。

長い手足と存在感で場面を支配するようなゆりかちゃんとは全く違うアプローチで、もう全ての喜びがそこにあるような琴ちゃんのダンス。

当時は本当に生徒さんに疎く、絶対にトップ娘役になる子だ!と確信した恥ずかしい私。

「将来を嘱望されている男役です」と礼真琴過激派から教えられるもノバボサのビーナスで「???」とさらに混乱に陥る私。

しかしその後、ガンガンに新公主演をこなすようになり(ロミオ最高だった)

「かもめ」でバウ初主演!

風と共に去りぬ」で全国ツアー初ヒロイン!?

阿弖流為-ATERUI-」で東上を果たし、

研10にして初ディナーショー「MOMENT」!

これぞ路線。これぞ出世街道という道をゴールデン・エイジの先頭切って走り続けてきた琴ちゃん。

紅ゆずると絶対結婚するマンのソーキュートアデレイドを演じたかと思えば

スカピンのショーヴランは地を這うような低音でまっくろくろすけで執念深くていいヒールだった。

 

真ん中が似合う人だ。目を奪う力を持つ人だ。

ファンの方とお話しするのが大好きで、男役でいられる幸せが一挙手一投足から伝わってくる琴ちゃん。

ちえさん、みちこさん、さゆみさんというビビッドなトップスターたちのもとで磨き上げ蓄えたすべてを舞台で爆発させてほしい。

今から楽しみでたまらない。

 

俺たちの舞空瞳

102期首席、舞空プロことひっとん。

みてみてーかわいいでしょー!

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踊れて歌えてかわいいひっとん。

昨年「MESSIAH-異聞・天草四郎-」で新人公演初ヒロイン。

だがその前に赤坂ACTシアター公演「ハンナのお花屋さん」で「もう一人のヒロイン」ハンナを演じ「誰だあの子は!?」と話題沸騰(私のなかで)

小さなお顔、大きなおめめ、すらっと長い手足。

もう人間としての型番が違いすぎる。

神様がめちゃくちゃ力を入れたと思う。

そして、それに甘えず努力を重ねる人だとも思う。

元々なんでも卒なくこなす実力の持ち主でもあるが、舞台の上での存在感、歌、芝居。

彼女なりに磨いて磨いて、輝きを増してきたように感じる。

 

私的ベストオブひっとんは「BEAUTIFUL GARDEN」のパリのシーン。

白いワンピースも可憐に、花組ダンス選抜メンバーと共に踊りまくる。

ビジュアルモンスターかつ花組きってのダンサー柚香光との並びも麗しく、ダンスセンス抜群の二人は見応え満点!

 

そして憧れの上級生が桜一花さんってところもポイント高い。

一花ねえさんみたいな芝居心を身につけてさらに羽ばたいてほしい。

 

だけど!4月28日までは花組の子だからね!!!!!

 

礼真琴+ロックミュージカル=最高

 二人のプレお披露目公演は

梅田芸術劇場メインホール公演/東京建物Brillia HALL公演

フレンチ・ミュージカル

ロックオペラ モーツァルト

The Musical ≪Mozart, l'opéra rock≫

Produced by WAM PRODUCTIONS

International Licensing & Booking, G.L.O, Guillaume Lagorce, info@glorganisation.com

潤色・演出/石田 昌也

 

あの、山崎育三郎さんとか井上芳雄さんがやってた「僕こそ音楽」の方じゃなくて、

山本耕史さんと中川晃教さんが役替わりWキャストでやってた方!

2009年にパリで初演、翌年からのフランス国内ツアーやヨーロッパツアーで通算150万人を動員した『ロックオペラ モーツァルト』は、その後もアジアを始め世界各地で上演されている人気作品です。

音楽を愛し、恋と自由を追い求め、35歳で夭折した稀代の天才音楽家ヴォルフガング・アマデウスモーツァルトのドラマティックな半生を、オリジナル楽曲のロックとモーツァルト自身が作曲したクラシックをミックスして描き上げた新感覚の作品は、世界各地で旋風を巻き起こしてきました。

太陽王』や『1789』を手掛けたドーヴ・アチア氏によるフランス発の大ヒットミュージカルが、ついに宝塚歌劇の舞台に登場。新トップコンビ礼真琴と舞空瞳のお披露目公演としてお届けする、『ロックオペラ モーツァルト』にご期待ください。

きましたドーヴ・アチア!!現在「CASANOVA」絶賛公演中!!

こちらはサリエリ(映画の「アマデウス」とかにも出てきましたね)がめちゃくちゃ重要な人なんですよ。

もう一人の天才。モーツァルトの影。互いにリスペクトせずにはいられないのに同時に嫉妬にもかられる。

ちょっとサリエリ誰がやるの!早く教えて!

 

神童と呼ばれ、幼少期から天才としてもてはやされたヴォルフガング・アマデウスモーツァルトは、

故郷ドイツで宮廷作曲家となり、将来への夢と希望に満ちあふれていた。

しかし、コロレド大司教が権力を握ってからは、運命が一変―――。

 

自由を求め、母とともにヨーロッパ演奏旅行へ旅立った先で待っていたのは、

思うように音楽活動ができない葛藤の日々。そして最愛の母の死。

一方、オーストリア宮廷でエリート作曲家の道を歩み続けていたアントニオ・サリエリは、

モーツァルトに出会い、その圧倒的な音楽に強烈に惹かれ、憧れ、そして嫉妬の闇に落ちていく。

互いをいとおしみ、敬い、憎しみ、傷つけあいながら、それぞれの音楽を創り続けるモーツァルトサリエリ

やがて厳格な父との永遠の別離を迎え、孤独の底に落とされたモーツァルトは、

運命に導かれるように、“レクイエム”の作曲に立ち向かう―。

 

天才として、“光”の中を生きた男、モーツァルト―その心におとされた“影”。

天才の“影”となり、支えた男、サリエリ―その心にともされた“光”。

 

2つの人生が交わり奏でた、強く美しい音楽――。 

 2013年日本版初演の公式サイトより。

 

きっとひっとんはコンスタンツェをやるんだろうと思うが、この人も実のお姉さんとバチバチしていたような…?(おぼろげ)

この舞台のモーツァルトは、ただただ天才で、子供のように無垢で、それ故の苦しみ、死の恐怖、レクイエムへの執着。

ソロ曲満載、ダンスナンバーの迫力抜群、フレンチロックミュージカルらしい舞台だったように記憶している。

「これぞ礼真琴!ビバ舞空瞳!」と客席がうなり、感動し、圧倒されるような熱い舞台を、ダーイシ先生何卒お願いしますね!

 

細かいですけど95期の初舞台ロケットもモーツァルトの曲だったよね確かね。クラシックのジャズアレンジで大好きだったんだ。

モーツァルトと縁がある琴ちゃん、オーストリア旅行特番やらないかな。

 

更に琴ちゃんでいうと「こけら落とし」にご縁が。

初東上公演「阿弖流為-ATERUI-」で新しくなった日本青年館の、

今回の「ロックオペラ モーツァルト」で東京建物Brillia HALLの。

様々な“初めて”を彩る琴ちゃん。大劇場お披露目は何になるのかな。

 

 実力派のふたりがこれからどんな世界を見せてくれるのか。歌にダンスに、大劇場でも狭いくらい大暴れしてくれるだろう日々に期待しかない。

「令和」で初めて就任するトップコンビに幸多かれ!

星組新時代も楽しみしかないな。私生きるよ働くよ。

 

 

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